47歳の転職で年収は下がる?4社内定で提示された給与と40代転職の現実

50歳手前からの挑戦

47歳の転職で年収は下がる?4社から内定をもらって分かった40代転職の給与事情

「47歳で転職したら年収は下がる?」

「40代後半で転職するなら、給与は諦めるしかない?」

「年収500万円から転職したら、どのくらい下がるのだろう?」

40代後半で転職を考えたとき、仕事内容と同じくらい気になるのが年収ではないでしょうか。

私も47歳で転職活動を始めるとき、

「転職できても、大幅に年収が下がるのではないか」

という不安がありました。

私は派遣業界で22年間働き、営業、採用、人材育成、売上管理、クレーム対応、現場管理、管理職などを経験してきました。

退職前の年収は、ぼかして言うと約500万円です。

47歳で転職活動を行い、

13社応募
↓
9社書類選考通過
↓
7社一次面接
↓
5社二次面接
↓
4社内定

という結果になりました。

そして、内定先から提示された年収は、おおむね

420万円〜470万円程度。

前職と比較すると、条件によっては100万円近く下がる可能性もありました。

では、

「47歳の転職では年収を諦めるしかないのか?」

私はそうは考えませんでした。

ただし、

前職の年収だけにこだわるのも違う

と思うようになりました。

この記事では、47歳で実際に転職活動をした私が、年収についてどのように考え、最低希望年収をどう決め、面接で給与についてどのように確認したのかを紹介します。


  1. 47歳の転職で私が一番心配したのは「収入がどこまで下がるか」
  2. 前職の年収は約500万円だった
  3. 私が設定した最低希望年収は420万円
  4. なぜ最低年収を決めておいた方がいいのか
  5. 4社の内定で提示された年収は420〜470万円程度だった
  6. 年収500万円から420万円になると80万円の差がある
  7. 年収だけでなく「何と交換するのか」を考えた
  8. 私が年収以外で重視した5つの条件
    1. ①休日
    2. ②勤務地
    3. ③家族との時間
    4. ④仕事内容
    5. ⑤将来性・独立につながる経験
  9. 年収が高くても断ろうと思った条件
  10. 面接で希望年収を聞かれたらどう答えたか
  11. 希望年収に届かない求人では手当まで確認した
  12. 大きく希望と離れている場合は「420万円以上」と伝えた
  13. 「御社規定に従います」を何でも使えばいいわけではない
  14. 年収420万円は私にとって「妥協」ではなく最低ラインだった
  15. 47歳の転職では「最低年収」と「希望年収」を分ける
  16. 年収だけでなく「年間休日」も数字で比較する
  17. 「時給」で考えてみるのも一つの方法
  18. 47歳で年収が下がることより怖かったこと
  19. 「今の年収」だけでなく「将来伸ばせるか」
  20. 47歳の転職で確認したいのは「5年後」
  21. 47歳の転職で給与を確認するときのポイント
  22. 47歳の転職で年収を妥協する前にやってほしいこと
  23. まとめ|47歳の転職は「年収が下がるか」だけで考えない

47歳の転職で私が一番心配したのは「収入がどこまで下がるか」

47歳で転職する。

しかも22年間働いた会社を辞めて、新しい会社へ行く。

やはり収入は気になりました。

独身であれば、

「少し給料が下がっても挑戦してみよう」

と考えられたかもしれません。

しかし私には家族がいます。

生活があります。

毎月必要なお金があります。

これから先のことも考えなければなりません。

だから、

「やりたい仕事だから、給与はいくらでもいい」

とは考えられませんでした。


前職の年収は約500万円だった

退職前の私の年収は約500万円でした。

もちろん、この500万円だけを見て、

「高い」

「安い」

と判断することはできません。

仕事内容。

責任。

労働時間。

勤務地。

役職。

休日。

さまざまな条件があります。

それでも家計を考えるうえでは、

約500万円の収入を基準に生活してきた

という事実があります。

だから転職するときも、

「いくらでも構わない」

というわけにはいきませんでした。


私が設定した最低希望年収は420万円

転職活動を始めるとき、私は自分の中で一つ基準を決めました。

それが、

最低でも年収420万円。

というラインです。

前職の約500万円より下がります。

それでも、

「転職するなら最低限ここまでは確保したい」

という金額を決めました。

この基準を決めたことは、転職活動をするうえで非常に良かったと思っています。


なぜ最低年収を決めておいた方がいいのか

転職活動をしていると、

「採用してもらえるなら、この会社でいいかな」

という気持ちになることがあります。

特に40代後半になると、

「次が決まらなかったらどうしよう」

という不安があります。

すると、

最初は希望していなかった条件でも、

「仕方ない」

と思ってしまう可能性があります。

だから私は、

転職活動を始める前に、自分の最低ラインを決めておく

ことが重要だと思います。

私の場合は420万円でした。

人によって、この金額は違います。

300万円かもしれません。

400万円かもしれません。

500万円かもしれません。

重要なのは金額そのものではなく、

自分はいくら必要なのかを事前に考えておくこと

です。


4社の内定で提示された年収は420〜470万円程度だった

私の場合、4社から内定をもらいました。

提示された年収は、おおむね

420万円〜470万円程度

でした。

つまり前職の約500万円と比べると、

30万円〜80万円程度下がる条件が中心で、条件によっては100万円近い差になる可能性もある

という状況でした。

ここで私は、

「やっぱり47歳だから年収が下がるんだ」

とは考えませんでした。

年齢だけが理由なのか。

業界が変わるからなのか。

職種が変わるからなのか。

会社の給与水準なのか。

役職が変わるからなのか。

それぞれの会社で条件は違います。

だから、

「47歳だから○万円下がった」と単純には判断できない

と思います。

これはあくまで私自身の転職活動で提示された金額です。


年収500万円から420万円になると80万円の差がある

仮に、

年収500万円から420万円になったとします。

単純な額面の差では、

年間80万円。

月平均にすると、

約6万7,000円

の差です。

これは決して小さな金額ではありません。

家計にも影響します。

だから、

「やりたい仕事だから」

だけで簡単に決めることはできません。

一方で私は、

この80万円だけを見て転職先を判断するのも違う

と考えました。


年収だけでなく「何と交換するのか」を考えた

例えば、年収が80万円下がったとします。

でも、

休日が増える。

通勤時間が短くなる。

転勤がなくなる。

単身赴任がなくなる。

家族と過ごせる時間が増える。

自分がやりたい仕事ができる。

将来の独立につながる経験ができる。

こうした条件が加わったらどうでしょうか。

逆に年収が50万円上がっても、

休日が減る。

毎日残業。

転勤がある。

単身赴任になる。

家族とほとんど会えない。

自分がやりたくない仕事。

という条件ならどうでしょう。

私は転職活動を通じて、

年収は重要。でも年収だけでは仕事の価値は決められない

と考えるようになりました。


私が年収以外で重視した5つの条件

47歳の転職で私が給与以外に重視したのは、

休日・勤務地・家族との時間・仕事内容・将来性

です。

さらに、

独立につながる経験ができるか

という点も考えました。

20代のころであれば、

「とにかく給料」

と考えていたかもしれません。

しかし47歳になった今は違います。

お金は重要です。

でも、

時間も同じくらい重要になりました。


①休日

休日はかなり重要な条件でした。

年収が多少高くても、

ほとんど休めない。

家族との予定を組めない。

身体を休められない。

という働き方は、今後長く続けるのは難しいと考えました。

47歳になると、

「今いくら稼げるか」

だけではなく、

「この働き方を50代になっても続けられるか」

という視点も必要だと思います。


②勤務地

勤務地も重要でした。

給与が高くても、通勤に長い時間を使えば、その分自分の時間は減ります。

そして私の場合、

転勤や単身赴任は避けたい条件

でした。

これまで仕事をしてきた中で、家族との時間について考えることが増えたからです。

だから、

「年収が高ければ全国転勤でもいい」

とは考えませんでした。


③家族との時間

私が47歳で転職を考えた理由の一つに、

家族との時間

があります。

仕事は大切です。

収入も必要です。

でも、

仕事だけで人生が終わっていいのか。

そう考えるようになりました。

年収が上がったとしても、家族との時間がほとんどなくなるのであれば、

「自分は何のために転職するのか」

という話になります。

だから転職先を考えるとき、

給与明細だけではなく、

その会社へ転職した後の生活

を想像するようにしました。


④仕事内容

47歳から新しい仕事を始めるのであれば、

「給料がもらえれば何でもいい」

では長く続かないと思いました。

これから50歳。

55歳。

60歳。

と働いていくことを考えると、

自分がその仕事を続けたいと思えるか

も重要です。

多少給与が高くても、

毎朝会社へ行くのが嫌になるような仕事では意味がありません。


⑤将来性・独立につながる経験

私は今後、

会社員として働き続けることだけを選択肢にはしていません。

将来的には、

自分で仕事を作る。

独立する。

資格を活かす。

これまでの経験を仕事につなげる。

といった可能性も考えています。

そのため転職先についても、

「この会社で何を身につけられるのか」

を見るようになりました。

年収だけでなく、

5年後の自分に何が残るのか

という考え方です。


年収が高くても断ろうと思った条件

逆に、

給与が高ければ何でもいいわけではありませんでした。

私が避けたいと考えていたのは、

転勤

単身赴任

休日が少ない

家族との時間が取れない

といった条件です。

例えば、

年収500万円。

でも全国転勤あり。

単身赴任になる可能性が高い。

休日も少ない。

それなら私にとって、

「前職と同じ年収だから良い転職」

とは言えません。


面接で希望年収を聞かれたらどう答えたか

転職面接では、

希望年収について確認されることがあります。

私の場合、応募時点ですでに求人の給与条件を確認していました。

そして、

求人内容が自分の希望年収に達している場合

は、

「御社規定に従います」

という考え方で対応しました。

すでに自分の希望範囲に入っているからです。


希望年収に届かない求人では手当まで確認した

一方で、求人票の給与だけでは自分の希望年収に届かない場合があります。

その場合は、

手当を細かく確認しました。

基本給だけを見るのではなく、

どのような手当があるのか。

賞与はどうなのか。

想定年収はいくらになるのか。

などを確認します。

月給だけを見ると低くても、条件によって年収が変わる可能性があるからです。

反対に、

求人票に書かれた上限金額だけを見て、

「自分もこの金額になる」

と考えないようにもしました。


大きく希望と離れている場合は「420万円以上」と伝えた

条件を確認して、

自分が考えている最低年収と大きく離れている。

その場合は、

「希望年収は420万円以上です」

と伝えました。

私は、この部分を曖昧にしすぎない方がいいと思っています。

採用された後に、

「思っていた給与と違った」

となっても遅いからです。

給与の話は聞きにくいかもしれません。

しかし生活に直結する重要な条件です。

確認すべきことは確認する。

私はそう考えていました。


「御社規定に従います」を何でも使えばいいわけではない

転職面接の回答例を見ると、

「希望年収は?」

と聞かれたら、

「御社規定に従います」

という回答をよく見かけます。

私も実際に使いました。

ただし、

自分の最低希望年収を下回っているのに、何も確認せず「御社規定に従います」と答える

のは違うと思います。

私がこの回答を使ったのは、

応募時点で自分の希望条件を満たしている求人

でした。

ここは大きな違いです。


年収420万円は私にとって「妥協」ではなく最低ラインだった

前職が約500万円。

最低希望が420万円。

数字だけを見ると、

「80万円も妥協している」

と思われるかもしれません。

しかし私は、

420万円なら何でもいい

という考えではありませんでした。

420万円以上。

休日。

勤務地。

家族との時間。

仕事内容。

将来性。

こうした条件を総合的に見ていました。

だから420万円は、

「ここまで下がっても我慢する金額」

ではなく、

転職先を判断するための最低ライン

という位置づけです。


47歳の転職では「最低年収」と「希望年収」を分ける

今回の経験から、転職前に整理しておくといいと思ったのが、

最低年収と希望年収を分けること

です。

例えば、

希望年収500万円。

最低年収420万円。

という考え方です。

500万円以上なら理想。

でも、420万円以上で他の条件が非常に良ければ検討する。

420万円を下回るなら、原則として見送る。

このように基準を作ると、求人を比較しやすくなります。


年収だけでなく「年間休日」も数字で比較する

給与は数字なので比較しやすいです。

だからこそ、給与だけに目が行きます。

でも休日も数字で比較できます。

例えば、

年収450万円・年間休日120日。

年収480万円・年間休日105日。

どちらが自分に合っているでしょうか。

答えは人によって違います。

だから、

30万円高いから後者

と自動的に判断する必要はありません。

通勤時間。

残業。

休日。

転勤。

家族との時間。

仕事内容。

将来性。

これらを一緒に考える必要があります。


「時給」で考えてみるのも一つの方法

年収だけを見ると高く見える仕事でも、

労働時間が非常に長ければ話は変わります。

例えば、

年収。

年間休日。

1日の労働時間。

平均残業時間。

通勤時間。

を確認します。

厳密な時給計算でなくても、

「この年収を得るために、自分はどれだけの時間を使うのか」

という考え方を持つだけでも、会社の見え方が変わります。

47歳の私にとって、

お金と同じように時間も有限

だからです。


47歳で年収が下がることより怖かったこと

転職活動をする前は、

「年収が下がったらどうしよう」

という不安がありました。

もちろん今でも収入は重要です。

最低年収は下げたくありません。

しかし、転職活動を終えて考えると、

もっと怖いことがあります。

それは、

年収だけを守るために、自分が望んでいない働き方を続けること

です。

47歳から10年経てば57歳です。

何もしなくても時間は進みます。

だから、

今の年収。

これからの年収。

家族との時間。

自分の時間。

将来の働き方。

すべてを一緒に考える必要があると思っています。


「今の年収」だけでなく「将来伸ばせるか」

現在の私は、

最低年収は下げたくない

と考えています。

その一方で、

最初から最高額でなくても、将来的に収入を伸ばせるのであれば検討できる

とも考えています。

例えば、

新しいスキルが身につく。

営業力が上がる。

マネジメント経験をさらに積める。

資格につながる。

独立に役立つ。

副業との相性がいい。

こうした環境なら、

初年度の年収だけでは判断できません。


47歳の転職で確認したいのは「5年後」

求人を見るとき、

「初年度年収450万円」

だけを見るのではなく、

5年後、自分はどうなっているだろう

と考えてみる。

私はこの視点が大切だと思います。

給与が上がっているのか。

スキルが身についているのか。

役職が上がっているのか。

独立できる経験が身についているのか。

家族との時間は取れているのか。

身体は無理をしていないか。

47歳であれば、5年後は52歳です。

10年後は57歳です。

転職は、

次の会社へ入ることがゴールではありません。

その先があります。


47歳の転職で給与を確認するときのポイント

私自身の転職活動を振り返ると、求人を見るときは年収の数字だけでなく、

基本給はいくらか

賞与はどうなっているか

どのような手当があるか

残業を含んだ想定年収なのか

休日はどのくらいあるか

転勤はあるか

勤務地はどこか

将来的に給与が上がる可能性があるか

などを確認した方がいいと思います。

「年収500万円」と書いてあるから良い会社。

「年収420万円」だから悪い会社。

という単純な話ではありません。


47歳の転職で年収を妥協する前にやってほしいこと

もし現在、

「47歳だから給与が下がっても仕方ない」

と思っているなら、私は一度整理してみてほしいと思います。

今の年収はいくらか。

毎月いくら必要か。

最低年収はいくらか。

希望年収はいくらか。

年間休日は何日ほしいか。

通勤時間はどこまで許容できるか。

転勤はできるか。

単身赴任はできるか。

家族との時間をどれくらい取りたいか。

5年後どうなりたいか。

これを決めてから求人を見る。

すると、

自分にとっての「良い条件」が少しずつ見えてきます。


まとめ|47歳の転職は「年収が下がるか」だけで考えない

私は47歳で転職活動をしました。

前職の年収は約500万円。

最低希望年収は420万円。

そして4社から内定をもらい、提示された年収はおおむね420〜470万円でした。

私の場合、前職より年収が下がる条件が中心でした。

だからといって、

「47歳の転職は必ず年収が下がる」

とは言えません。

これはあくまで私自身の転職活動の結果です。

業界。

職種。

経験。

地域。

会社。

役職。

求人条件。

さまざまな要素によって給与は変わります。

ただ、一つだけ今回の転職活動で強く感じたことがあります。

それは、

年収は大切。でも年収だけで転職先を決める必要はない

ということです。

私が重視したのは、

休日。

勤務地。

家族との時間。

仕事内容。

将来性。

独立につながる経験。

そして最低限必要な年収です。

47歳だからといって、何でも妥協する必要はないと思います。

一方で、

前職の年収だけにこだわって、自分が本当に望んでいる働き方を見失う必要もありません。

まず、

自分はいくらあれば生活できるのか。

次に、

自分はいくら欲しいのか。

そして、

その年収と引き換えに、どんな働き方をするのか。

ここまで考えてみる。

私の場合は、

最低年収は下げたくない。でも、その先で収入を伸ばせる仕事を選びたい。

今はそう考えています。

47歳の転職は、

「年収が上がったか、下がったか」

だけではなく、

これからの人生で、お金と時間をどう使いたいのかを決める転職

でもあると思っています。

タイトルとURLをコピーしました