47歳になって初めて考えた「残りの人生」|仕事だけだった僕が、これから大切にしたいもの
「自分の人生は、あと何年あるんだろう?」
47歳になって、初めてそんなことを真剣に考えるようになりました。
私は1978年生まれ。
2026年3月末、約20年間働いてきた派遣業界を離れました。
管理職を6年間経験し、課長職にもなりました。
年収も500万円程度を維持し、家族を金銭的に支えることもできました。
傍から見れば、それなりに順調な会社員人生だったのかもしれません。
でも47歳になった時に思ったのは、
「仕事を頑張ってきた。でも、それだけでよかったのだろうか?」
私は仕事のために10年間、単身赴任をしていました。
週末に帰ったり、長期連休で帰て子供たちと思い出作りで遊んだりしたことはありましたが
その10年間で子どもは成長しました。
当然です。
でも、その当たり前のことに私は後から気づきました。
子どもが成長していく時間を、私はすぐそばで見ることができなかった。
仕事をして家族を守っているつもりでした。
実際、それも間違いではなかったと思います。
でも同時に、仕事を優先することで失った時間もありました。
家族との時間。
子どもの成長を見る時間。
自分の時間。
友人との時間。
趣味。
そして健康。
時間は戻りません。
47歳になって、ようやくその意味が分かってきました。
だから今、私は初めて本気で、
「残りの人生をどう生きるのか」
を考えています。
47歳で「残りの人生」を考えるようになった
何か一つ、大きな出来事があったわけではありません。
いろいろなことが重なりました。
47歳になったこと。
10年間の単身赴任。
子どもの成長。
67歳になった母。
そして自分自身の体の変化。
最近は代謝が落ちたのか、以前より太りやすくなりました。
若い頃なら気にしなかったようなことでも、
「自分も年を取っているんだな」
と感じます。
そして仕事についても考えるようになりました。
このまま会社員を続けて定年を迎えるのか。
定年になったら何をするのか。
そのとき収入はどうするのか。
そもそも定年まで今と同じように働けるのか。
会社を辞めたあと、自分には何が残るのか。
考えれば考えるほど、不安になりました。
でも、それ以上に怖かったのは、
「何も変えないまま人生が終わること」
でした。
20代の僕は、お金と遊びしか考えていなかった
20代の頃、「人生」なんてほとんど考えていませんでした。
優先していたのは、
お金と遊び。
将来どうなりたいのか。
40歳になったらどうするのか。
50歳になったらどうするのか。
そんなことは考えていませんでした。1999年ノストラダムスの大予言。ちょっと信じてました(笑)
目の前が楽しければいい。
給料が入れば遊ぶ。
また働く。ほとんど遊んでましたが(笑)
今振り返れば、何も考えずに生きていたと思います。
でも、それを全部後悔しているわけではありません。
20代には20代の時間がありました。
遊んだから分かったこともあります。
失敗したから学んだこともあります。
ただ、今の47歳の自分が20代の自分に会ったら、
「少しくらい将来のことも考えておけよ」
とは言うと思います。
30代は「お金・家族・仕事」に追われていた
30代になると状況が変わりました。
家族がいる。
お金が必要になる。
仕事でも責任が増える。
だから優先順位は、
お金、家族、仕事。
20代の頃とは全く違いました。
そして今思い返すと、30代の私はいつもイライラしていたような気がします。
仕事。
お金。
家庭。
いろいろな責任を背負い始めました。
「もっと稼がないと」
「仕事を頑張らないと」
「家族を守らないと」
そんな気持ちが強かった。
家族のために働いている。いつも妻と喧嘩してました(涙)
そう思っていました。
でも仕事を頑張りすぎることで、家族に余裕のない自分を見せていたこともあったと思います。
だからもし、過去に戻れるなら。
私は30歳の自分に一番伝えたい。
「仕事だけが人生じゃないぞ」と。
40代前半、「安定」を求めるようになった
40代になると、また考え方が変わりました。
お金。
家族。
仕事。
そして体。
将来について、より現実的に考えるようになりました。
家をどうするのか。
これからどこで暮らすのか。
老後はどうするのか。
仕事はいつまで続けられるのか。
若い頃にはあまり考えなかった「安定」を求めるようになりました。
家の購入についても考えました。
将来の生活も考えるようになりました。
一方で、
「安定とは何だろう?」
という疑問も生まれました。
会社に勤め続けることなのか。
毎月決まった給料をもらうことなのか。
住宅を持つことなのか。
役職を上げることなのか。
以前なら、会社員として働き続けることが安定だと思っていました。
でも47歳になった今は、少し違います。
22年間働いて、私は何を手に入れたのか
私は派遣業界で22年間働きました。
これは、自分の人生の中でも非常に大きな時間です。
年収500万円程度を維持することができました。役職つく前は700万行くとしもありました(笑)
管理職を6年間経験しました。
課長職にもなりました。
キャリアアドバイザーとして人と向き合い、マネジメントも経験しました。
家族を金銭的に支えることもできました。
20代、30代の頃と比べれば忍耐力もつきました。
自信もつきました。
だから、22年間働いたことを後悔しているわけではありません。
むしろ、
派遣業界で22年間働いた経験は無駄ではなかった。
これは自信を持って言えます。
いろいろな人と出会いました。
いろいろな問題にも直面しました。
人を管理する難しさも知りました。
仕事で結果を出す難しさも知りました。
会社員として働く現実も知りました。
22年間で得た経験や知識は、これからの人生でも使えると思っています。
でも、手に入れたものと同じくらい「失ったもの」もあった
一方で、失ったと感じるものもあります。
家族との時間。
子どもの成長を見る時間。
自分の時間。
友人。
趣味。
健康。
特に大きいのは、家族との時間です。
私は10年間、単身赴任をしました。
10年。
文字にすると短く感じるかもしれません。
でも子どもにとっての10年間は、とても大きい。
子どもは成長します。
小さかった子どもが大きくなる。
できなかったことができるようになる。
考え方も変わる。
親から離れていく。
その時間を、私は仕事のために離れた場所で過ごしました。
もちろん、家族のために働いていました。
収入を得る必要がありました。
仕事には責任もありました。
だから当時の自分の選択を、すべて間違いだったとは思っていません。
でも今になって思います。
お金はあとから稼げるかもしれない。でも、子どもが成長する時間は買い戻せない。
これは47歳になって、強く感じることです。
「家族のために働く」と「家族と生きる」は同じではなかった
若い頃の私は、
仕事を頑張る=家族を守る
と考えていました。
確かに間違ってはいません。
お金がなければ生活できません。
家族を守るためには収入も必要です。
でも今は、
家族のために働くことと、家族と一緒に生きることは少し違う
と思っています。
家族のために働いていても、一緒に過ごす時間がなければ失うものがあります。
だから、これからは仕事だけを基準に人生を決めたくありません。
私が今、一番大切にしたいもの。
第1位は、
家族です。
でも「お金はどうでもいい」とは思わない
家族が一番大切。
だからといって、
「お金なんて必要ない」
とは思いません。
私の優先順位で2番目にあるのは、
お金です。
これはきれいごとではなく、現実です。
生活にはお金が必要です。
家族を守るにもお金が必要です。
家を買うにも必要です。
老後にも必要です。
旅行をするにも必要です。
新しいことに挑戦するにも、ある程度のお金が必要になります。
だから私は、
家族を大切にしながら、しっかり稼ぎたい。
と思っています。
「家族か仕事か」
「お金か自由か」
どちらか一つではなく、どうすれば両立できるのか。
それをこれから考えていきたい。
3番目に欲しいのは「自由」
そして3番目が、
自由です。
47歳になって、自由という言葉の意味も変わりました。
20代の自由は、
「好きなことをして遊ぶ」
という意味に近かったと思います。
今欲しい自由は違います。
自分で仕事を選べる自由。
家族との時間を作れる自由。
行きたい場所へ行ける自由。
嫌なことにNOと言える自由。
そして、
誰かに雇われることだけに依存しない自由。
これが欲しい。
そのためには当然、お金も必要です。
スキルも必要です。
経験も必要です。
だから自由とは、
「働かないこと」
ではなく、
自分で選択できる状態を作ること
だと思っています。
47歳になって怖くなった6つのこと
47歳になって、怖いものが増えました。
一つ目は、
このまま人生が終わること。
二つ目は、
お金。
三つ目は、
老後。
四つ目は、
仕事がなくなること。
五つ目は、
家族との時間がなくなること。
そして六つ目。
これが一番後悔するかもしれません。
挑戦せずに終わること。
「やっておけばよかった」
「あのとき挑戦していれば」
「47歳ならまだできたのに」
57歳になって、そう言いたくありません。
50歳が見えてきて「定年後」が怖くなった
会社員時代は、
「定年まで働けばいい」
と思っていました。
でも、あるとき疑問が出てきました。
定年になった次の日から、私は何をするのだろう?
会社へ行かない。
役職もない。
毎月同じ給料も入ってこない。
それまで会社中心で生きてきた人間が、急に自由になったとき、本当に幸せなのだろうか。
そして収入はどうするのか。
老後資金は足りるのか。
健康でいられるのか。
考えれば考えるほど、
定年をゴールにする働き方では不安だ
と思うようになりました。
だから私は、定年まで待つのではなく47歳から動くことにしました。
約20年間の会社員生活に区切りをつけた
2026年3月31日。
私は退職しました。
約20年間という時間に区切りをつけました。
簡単な決断ではありません。
47歳。
家族がいる。
収入も必要。
将来への不安もある。
それでも、
このまま何も変えない方が怖い
と思いました。
退職したから人生がうまくいくわけではありません。
会社を辞めれば自由になれるほど単純でもありません。
むしろ不安は増えます。
収入。
仕事。
将来。
全部、自分で考えなければいけません。
でも少なくとも、
自分の人生について本気で考えるようになりました。
これから「仕事に我慢し続ける」のはやめる
47歳になった私が、これからやらないと決めていることがあります。
それは、
仕事に我慢し続けること。
仕事なので、嫌なことがゼロになるとは思っていません。
面倒な仕事もあります。
人間関係で悩むこともあるでしょう。
でも、
「生活のためだから」
「会社員だから」
「47歳だから転職できないから」
という理由だけで、何年も我慢する生き方はしたくありません。
もう一つ。
物事を諦めない。
これも決めています。
年齢を理由に諦めない。
失敗を理由に諦めない。
「今さら」と言われても諦めない。
47歳だからこそ、残り時間を大切にしたいと思っています。
57歳の自分に「47歳で動いてよかった」と言わせたい
10年後。
私は57歳です。
そのとき、どうなっていたいのか。
私には目標があります。
家を買う。
そして、
行政書士・社会保険労務士などの士業を軸に起業する。
最終的には、
誰かに雇われることだけに依存しない人生を歩みたい。
簡単だとは思っていません。
資格を取る必要があります。
勉強も必要です。
実務を学ぶ必要もあります。
仕事を取らなければ収入になりません。
会社員なら会社が用意してくれていたものを、自分で作らなければならなくなります。
生半可な気持ちではできないと思っています。
でも考えてみれば、これまで22年間働いてきました。
管理職も経験しました。
人材の仕事もしました。
問題にも向き合ってきました。
嫌なことも乗り越えてきました。
それを考えれば、
これから勉強して挑戦することだってできる。
そう思っています。
47歳は「もう遅い」のか?
47歳になると、
「今さら始めても遅い」
と思うことがあります。
でも、本当にそうでしょうか。
57歳まで10年あります。
1年でも長いのに、10年です。
10年間勉強したら。
10年間経験を積んだら。
10年間ブログを書いたら。
10年間仕事を作り続けたら。
今とは全く違う場所にいる可能性があります。
逆に、
「もう47歳だから」
と何もしなければ、10年後は57歳です。
挑戦しても57歳。
何もしなくても57歳。
だったら私は、挑戦する10年間を選びたい。
30歳の自分へ「仕事だけが人生じゃない」
もし過去に戻れるなら。
私は30歳の自分に会いたい。
そして一言伝えます。
「仕事だけが人生じゃないぞ」
もっと家族との時間を大切にしていい。
もっと自分の時間を作っていい。
友人も大切にしていい。
趣味もやっていい。
仕事でイライラして、家にまでその感情を持ち込まなくていい。
出世だけが成功ではない。
年収だけが人生の点数ではない。
でも、30歳の私はきっと聞かないでしょう。
そのときは、そのときで必死だったから。
だから過去を後悔するだけではなく、
47歳の自分がこれから変えればいい。
今はそう思っています。
「残りの人生」と考えたら、やりたいことが見えてきた
47歳で残りの人生を考える。
少し暗い話に聞こえるかもしれません。
でも実際は逆でした。
残り時間を意識したことで、
これからやりたいことが見えてきました。
家族との時間を大切にしたい。
しっかり稼ぎたい。
自由になりたい。
健康でいたい。
挑戦したい。
旅行にも行きたい。
家も買いたい。
資格を取りたい。
士業で起業したい。
誰かに雇われることだけに頼らない人生を作りたい。
やりたいことは、まだあります。
47歳になって人生が小さくなったのではありません。
むしろ、
47歳になって初めて、自分がどう生きたいのかを考え始めた。
そんな気がします。
40代後半で「このままでいいのか」と思っている人へ
もし今、
「このままでいいのかな?」
と思っている40代の方がいたら、一度考えてみてほしいことがあります。
今のままで本当にいいのか?
そして、
定年後の自分の未来が見えているのか?
会社員を続けることが悪いわけではありません。
転職することが正解でもありません。
独立すれば幸せになれる保証もありません。
人によって正解は違います。
でも、自分の人生について考えることはできます。
そして、必要だと思ったら行動できます。
私は、
未来を変えられるのは、行動を起こした人だ
と思っています。
簡単ではありません。
生半可な気持ちでは続かないと思います。
でも私たちは、これまで何年働いてきたでしょうか。
仕事で嫌なこともあった。
人間関係でも悩んだ。
失敗もした。
それでも今までやってきた。
そう考えれば、新しいことに挑戦する方が楽なのかもしれません。
これまで積み上げてきた経験や知識をゼロにする必要はありません。
今持っている経験や知識を、さらに上へ持っていけばいい。
まとめ|47歳、残りの人生は「自分で決める」
20代。
私はお金と遊びを優先していました。
30代。
お金、家族、仕事に追われ、いつもイライラしていました。
40代前半。
家族、お金、仕事、健康、そして将来の安定を考えるようになりました。
そして47歳。
ようやく、
「自分は残りの人生をどう生きたいのか?」
を考えるようになりました。
遅かったのかもしれません。
もっと早く気づいていれば、違う人生になっていたかもしれません。
でも、過去は変えられません。
変えられるのは、
今日から先です。
失った時間は戻らない。
子どもの成長も戻らない。
だから、これからの家族との時間を大切にする。
お金も必要。
だから稼ぐ。
自由になりたい。
だから力をつける。
健康でいたい。
だから自分の体にも向き合う。
挑戦したい。
だから行動する。
そして10年後の57歳。
家を持ち、士業として起業し、自分で仕事を選べるようになった自分が、
「47歳のあのとき、動いてよかった」
と言えるようにしたい。
人生が何歳まで続くのかは誰にも分かりません。
だからこそ私は、
「残り何年あるのか」
を心配するだけではなく、
「残りの時間を何に使うのか」
を考えていきたい。
47歳。
まだ完成していません。
むしろ、これからです。
仕事だけだった人生から、自分で選ぶ人生へ。
それが、47歳になった私が初めて本気で考えた「残りの人生」です。

